台北の両替

銀行のレートは全国共通。空港の到着ロビーで、まとめて1回で。
「どこで換えるか」より「何回に分けるか」が効く街です。

台湾 最終更新 2026.10.15


結論

夕暮れの台北の街並みと台北101

空港で換えても市内で換えても同じ

台湾の銀行のレートは全国共通です。空港の到着ロビーの銀行で換えても、市内の支店で換えても、もらえる金額は変わりません。

まとめて1回で

空港の窓口では1回につき30台湾ドルの手数料がかかります。小分けにするほど手数料の割合が重くなるので、使う分をまとめて1回で換えてください。

パスポートの原本を手元に

両替にはパスポートの原本が要ります。コピーでは受け付けてもらえません。

この記事の数字は、それぞれ調べた日の時点のものです。お店・営業時間・決まり・レートは変わります。出発前に、現地の掲示やアプリで最新を確かめてください。内容は3か月ごとに見直しています。


空港で

桃園空港の出発ロビー

桃園国際空港(TPE):到着ロビーの銀行で、まとめて1回で換える

台北市内から西へ40kmのところにある空港です。第1・第2ターミナルのどちらの到着ロビーにも、臺灣銀行と兆豐銀行の両替窓口があります。市内まで持ち越す意味はほとんどないので、ここでまとめて換えてしまってください。市内へは MRT 機場線が便利で、台北駅まで直達車で約35分です。悠遊カード(EasyCard)を先に買っておくと、MRT もバスもコンビニも使えて楽になります。

夜・早朝に着いたとき 到着ロビーの両替窓口は24時間開いています。ただし MRT 機場線は深夜0時ごろから朝6時ごろまで動いていません。夜中に着いたときはバスかタクシーになります。タクシーは市内まで1,000〜1,500台湾ドルほどかかるので、その分は必ず空港で換えておいてください。

台北松山空港第1ターミナルの正面

台北松山空港(TSA):到着ロビーの銀行で、まとめて1回で換える

羽田からの便が着く空港です。台北の市内にあり、MRT 文湖線の松山機場駅と直結しています。台北駅まで20分ほどです。到着ロビーに臺灣銀行と兆豐銀行の両替窓口があり、桃園と同じく、ここでまとめて換えてしまうのがいちばん手間がかかりません。

夜・早朝に着いたとき 松山空港の両替窓口は夜10時台に閉まります。24時間ではありません。早朝や深夜に着いたときは、MRT やタクシーはカードで払い、翌日に市内で換えてください。


街で

街の両替屋さんがありません

台湾には、街角の両替専門店という業態がありません。外貨を両替できるのは銀行・郵便局と、政府が認めた「指定外幣收兌處」(ホテル・デパート・観光地・一部のお店)だけです。知らない店で両替を持ちかけられても、応じないでください。

壁になるのは銀行の営業時間

銀行の窓口は平日の9:00〜15:30で、土日祝は閉まっています。逃げ道は3つあります。桃園空港の窓口は24時間、台北・中山の昇祥茶行は認可された窓口で毎日22時まで、郵便局は手数料なしで土曜の午前も開いている局があります。ただし外貨を扱う郵便局は台北で20局だけです。

デパートや観光地は少し不利

同じ日に比べると、デパートの新光三越は銀行より1万円あたり300円ほど、台北101は600円ほど不利でした。空港の銀行の窓口のほうが条件は良くなります。


気をつけること

  • 両替の控えは捨てないでください。余った台湾ドルを円に戻すときに必要になることがあります。
  • 週末に着くときは、空港で必要な分を換えておくと安心です。市内の銀行は土日に閉まっています。

実例

どのくらい変わるのか、調べた日の数字を挙げます。その日の時点のもので、今の数字ではありません。

臺灣銀行のレート(2026年8月25日)

臺灣銀行が公式サイトで出している日本円の現金買入レートは1円=0.1909台湾ドルでした。同じ日の仲値は1円=0.199909台湾ドルだったので、約4.5%下です。1万円なら1,909台湾ドルで、市内の支店でもまったく同じ数字です。空港ではここから1回30台湾ドルが引かれます。1万円だけ換えると30元は1.5%ぶんにあたり、けっこう重くなります。5万円まとめて換えれば0.3%ぶんまで軽くなります。

出典:臺灣銀行 公式サイトの外貨レート(2026年8月25日)


アプリ

この記事は要点だけをまとめたものです。台北の両替所の場所と営業時間、空港に着いてからの順路、地図、街ごとの気をつけることは、Android アプリ「レートハント」に入れています。電波のない場所でも使えます。

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