ソウルの両替
仁川空港では当座の分だけ換えて、本両替は街の両替所で。
アジア8都市の中で、空港と街の差がいちばん大きい街です。
韓国 最終更新 2026.10.15
結論

空港では当座の分だけ
仁川空港の窓口は、韓国の中でもかなり不利な部類です。市内に出るまでの交通費とコンビニのぶん、5,000円ほどだけを換えてください。
本両替は街の両替所で
明洞のような繁華街の両替所は、基準のレートとの差がとても小さくなります。泊まっている街の定番の店で十分です。
パスポートの原本を手元に
両替には、空港でも街でもパスポートの原本が要ります。コピーやスマホの写真では受け付けてもらえません。
この記事の数字は、それぞれ調べた日の時点のものです。お店・営業時間・決まり・レートは変わります。出発前に、現地の掲示やアプリで最新を確かめてください。内容は3か月ごとに見直しています。
空港で

仁川国際空港(ICN):当座の分だけ換えて、残りは街で
日本からの便の大半が着く空港です。市内から西へ約50km、空港鉄道(A'REX)の直通列車でソウル駅まで約43分かかります。到着ロビーにはウリ銀行・ハナ銀行・KB国民銀行の3行が両替の窓口を出しています。3行のレートはほぼ横並びで、調べた範囲では100円あたり2ウォンほどの差でした。広い空港を歩き回って選ぶ意味はありません。目についた窓口で構いません。
ただし、ここで換えるのは市内に出るまでに使うぶんだけにしてください。空港鉄道の切符代とコンビニで使うぶんがあれば足ります。
夜・早朝に着いたとき 到着ロビーの窓口の多くは6時から22時までです。24時間開いているのはウリ銀行の窓口なので、深夜・早朝はまずウリ銀行を探してください。なお、空港の中にある WOWPASS の機械はカードの発行とチャージ専用で、ウォンの現金は出てきません。

金浦国際空港(GMP):市内が近いので、街まで待って大丈夫
羽田からの便が着く空港です。市内から西へ約15kmと近く、地下鉄5号線・9号線と空港鉄道が乗り入れていて、ソウル駅まで空港鉄道で約20分です。空港の中の両替店のレートは仁川と同じく良くありませんが、市内がすぐそこなので、空港では換えずに街に出てから換えるのが素直です。交通費はカードでも払えます。
夜・早朝に着いたとき 空港の中の両替店は24時間ではありません。金浦空港駅(地下鉄・空港鉄道)には WOW EXCHANGE の自動両替機があり、こちらは日本語で操作して両替できます。地下鉄と空港鉄道は深夜0時ごろから朝5時半ごろまで動いていないので、その時間はタクシーになります。
街で
明洞まで行く必要はありません
ソウルの両替所というと明洞が有名ですが、2026年8月の2週間の中央値で見ると、1万円あたりの手数料は江南駅が約35円、明洞が約38円、仁寺洞が約52円、弘大が約70円でした。数万円の両替なら、この差よりそこへ行く時間のほうが高くつきます。
銀行はどこもほぼ同じ
銀行は基準のレートから1.75%引きという決まった幅なので、どの銀行で換えてもほぼ同じです。街の両替所より少し不利になります。
閉まる時間に気をつける
街の両替所は21時ごろ、銀行は16時に閉まります。夜に着いた日は当座のぶんだけにして、翌日に換えるほうが有利です。
気をつけること
- レート表は「100円=◯◯ウォン」の形です。もらえるウォンの額なので、数字が大きい店ほど手取りが増えます。日本で見慣れた「1ドル=150円」とは向きが逆です。
- 両替には、空港でも街でもパスポートの原本が要ります。コピーやスマホの写真では受け付けてもらえません。
- 両替の控えは取っておいてください。余ったウォンを円に戻すときに求められることがあります。
実例
どのくらい変わるのか、調べた日の数字を挙げます。その日の時点のもので、今の数字ではありません。
仁川空港と明洞(2026年8月27日)
この日の基準レートは100円=867.53ウォンでした。仁川空港のハナ銀行は100円=805.00ウォンで、基準から約7.2%下。同じ日の明洞の両替所は100円=864.55ウォンで、約0.3%下でした。1万円を換えると、空港では80,500ウォン、明洞では86,455ウォン。差は5,955ウォン、日本円にして約690円です。10万円ぶんなら約6,900円になります。
